Excel、Wordのフォントを選ぼう!

フォントイメージ

はじめに

前回の記事で、Excel、Wordの文書デザインの基礎を説明しました。
今回は、同じくoffice製品のフォント選びについて説明します。

フォントの分類

フォントは大きく「ゴシック体」と「明朝体」に分類されます。

 ゴシック体:遊ゴシック、メイリオ、MSゴシック、ヒラギノ角ゴ など

 明朝体:遊明朝体、MS明朝、ヒラギノ明朝 など

さらに分類すると「丸ゴシック体」「筆書体」「デザイン書体」などもありますが、今回は基礎ですので省略します。

ゴシック体と明朝体はどちらを使えば良いのか?

資料の目的と内容で選ぶことになります。まず結論から

 ゴシック体: 見る文章が多い場合、視認性が高いゴシック体がおすすめです。

 明朝体: 読む文章が多い場合、可読性が高い明朝体がおすすめです。

見る文章」とは、プレゼン資料、マニュアル、箇条書きの文章などのように、ポイントで見ることを重視する資料です。ゴシック体はしっかり見えることで、小さな文字サイズにも有効です。

読む文章」とは、教科書、記事など、長い文章資料が該当します。
明朝体は、細い字体で目に優しいので、文章量が多い資料にも適しています。

どのフォントが良いか?

フォントは、上記「ゴシック体と明朝体はどちらを使えば良いのか?」を踏まえて、選ぶことになります。
その時、資料の内容や媒体によっては「判読性」も重視してください。

おすすめのフォントとしては

Windows10利用時ならExcelは「遊ゴシック」、Wordは「遊明朝体」です。
これは、ExcelとWordの一般的用途からのおすすめであり、実際は「ゴシック体と明朝体はどちらを使えば良いのか?」に基づき、資料内容に応じてフォントを選べばOKです。

Windowsでは、基本となるフォントとして、遊ゴシック、メイリオ、MSゴシックがあります。MSゴシックは綺麗さと可読性などで少し劣ります。
メイリオも悪く無いのですが、少し柔らかい印象で、ビジネス目的であれば遊ゴシックのほうがより適していると思います。

また、今回はビジネス文章ということで、Windowsパソコンに初期搭載されたフォントを対象としてますが、その他フォントでは、平成角ゴシックがExcelにピッタリで、私はこのフォントを使うことが多いです。

明朝体では、ゴシック体ほどの差は無いのでお好みで良いですが、やはり一番新しい遊明朝体が無難かなと思います。

なお、資料の内容や媒体によっては「判読性」を重視したフォント選びを心がけてください。
誤読が許されない資料では、「0(ゼロ)」と「O(オー)」、「1(イチ)」「l(エル)」などの混同を避けれるようなフォントが望ましいです。

フォント選びの注意点

フォントはできるだけ統一したほうが良いです。複数のフォントが混在すると「可読性」「視認性」「判読性」すべてに悪影響を与えてしまう可能性があり、そもそも統一はデザインの基本であり、美しさを損なってしまう場合があります。
同じ意味合いで、日本語フォントとは別の欧文フォントを使う時も、sans-serifとserif はあわせた方が良いです。
但し、例外というか応用としてタイトルのみ明朝体を使うなど、あえて混在させるテクニックもありますので、全てを否定するものではありません。

また、「遊ゴシック」「遊明朝」には細字体の「遊ゴシックLight」「遊明朝Light」と太字体の「遊ゴシックMedium」「遊明朝Medium」があります。

資料をディスプレイさせる、印刷して利用するなどの場合、細い字体ではかすれてしまう事がありますので、「遊ゴシックMedium」「遊明朝Medium」を利用する。
大きな文字サイズの場合、繊細さを表現するため細字の「遊ゴシックLight」「遊明朝Light」を使うなど、使い分けが可能です。

最後に

フォントによる違いなど、たいして気にする必要は無いと感じるかもしれません。
しかしながら、デザインはそういうものです。小さなことの積み重ねが、最終的に「読みやすい資料」「綺麗な資料」となります。

ただし、ビジネス文章作成という観点からは、毎回デザイン面の細かいことまで気を配った資料作成をするのは、時間がかかり生産性が悪いのも事実です。
ベースとなる資料のみデザインを考慮して作成し、通常ならその使い回しで十分でしょう。
あとは、ここぞという乾坤一擲の資料作成時に、当記事とこちらの、Excel、Wordの文書デザインの基礎を活用し、デザイン性の高い資料を作成するのがおすすめです。

このシリーズは評判が良いので、第三弾も検討したいですね。乞うご期待!。

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