効果の高い製造業ホームページとは

効果的な製造業ホームページ

製造業ホームページのポイント

「効果の高いホームページ」シリーズの第二弾です。 製造業ホームページを制作する場合、クライアントとして気をつけたいポイントを纏めてます。
 前回記事はこちら、 効果の高い士業ホームページとは

まずは前回同様に 効果的な製造業ホームページ制作の共通のポイントですが、下記3点となります。

  1. 特徴・強み
  2. 信頼感
  3. 顧客

表題としては士業ホームページの時と同じですが、内容が少し異なります。

特徴・強み

強みとは、自社製品を競合製品と比較した場合の特徴となります。
例えば、「耐久性が高い」「高品質」「低価格」「独自機能」などであり、そういった特色を積極的にホームページで表現することで、より製品を理解して貰えるとともに自社の特徴も理解して貰えます。
また、企業としての強み(製品品質への取り組み、製品開発、工場の工夫など)を表現すること効果的です。

こうした「強み」は他社製品との「差別化」となり、顧客が製品を選ぶ時に効果的な後押しとなります。

信頼感

信頼感とは顧客の期待を裏切らないこととも言えます。
例えば、直ぐに壊れる製品、品質のバラツキがある製品、などは顧客の期待を裏切っています。

信頼感を表現するひとつの手法として、クチコミがあります。
例えば、アマゾンで商品を購入する場合、星1つで「直ぐ壊れる」というレビューが多い製品は、購入をためらうでしょう。
逆に言えば、良いレビューは商品購入の後押しをします。
レビュー形態が難しければ、取引先の方に製品の良さを話していただき記事にするという手もあります。

また、製品の「高品質」「耐久性が良い」と言ったキャッチコピーだけでは、顧客は信頼しません。
「何故この製品は品質が良いのか」「何故、耐久性が良いのか」を、理由とともに説明するページがあることで、より顧客に訴えかける製品となります。

ホームページにて意外とアクセスがあるページとして「会社概要」があります。
こういったページへのアクセスは、新規取引先として、あるいは製品の購入にあたり、製品情報だけでなく「製造している会社が信頼できるか」という観点で確認をしている場合が多いです。
つまりは、顧客は「この製品は信頼できるのか?」という疑問を「御社が信頼できるのか?」という観点でも判断しているということになります。
従って、「信頼できる会社」であることの表現手法、コンテンツも重要となります。

顧客

最後に、「どういったお客様を対象とするか」を考えることも重要です。
自社製品を販売したい顧客を、「理想の顧客」や「販売数が多い顧客」など様々な顧客像を検討します。
個人のお客様であれば、性別、年齢層、職業・業種、など、法人であれば、業種、規模、購入動機、希望する売買形態、品数などを想定します。
そして、重要なのが自社製品を購入してもらう事で「顧客のどういった困りごとを解決したいのか」を考えることです。

顧客の困りごと(製品購入動機)を想定することで、より顧客に訴えかけるページとなります。

アンカーボルト

例えば、コンクリート固定用のアンカーボルトを自社で製造しており、ホームページを活用したいと考えた場合、
「アンカーボルトを探している一般顧客向けとした製品紹介ページ」と「特定用途のための高品質アンカーボルトを求めている顧客向けとして、必要な専門知識を記述した製品紹介ページ」では、想定顧客にとっては後者が効果的なのは明白です。

このように、顧客を具体的に想定し製品ページを構築することは、より販売に繋がることになります。
「顧客は絞り込みたくなくて、幅広い方を対象としたい」と言われるクライアントもおりますが、製品特徴など考慮してある程度の絞り込みすることがおすすめではあります。
また、ホームページ運用時に対象を「広げる」「絞り込む」などの調整もできますし、製品ごとに対象とする顧客像を変えてページを構築することもできます。

製造業ホームページの注意点

製品詳細のホームページ掲載について、クローズド(限定公開)にする場合とオープン(公開)にする場合があります。
製品詳細の公開が可能な製品であれば、より多くの顧客に具体的に訴求できますので、より詳細なスペック情報を公開することをおすすめします。
製品によっては「真似される」などの懸念もあるかと思いますが、非公開にて「詳細はお問い合わせください」という対応は、「じゃ問合せ止めとくか」といった、ちょっとした取引の障壁となってしまうことも事実です。
競合他社など参考に、ご判断いただく部分かとは思います。

ブログ・コラムの有無

ブログ・コラムはお勧めです。
新製品のお知らせ、製品特徴の紹介など、メーカー側として気軽に記事として掲載できます。
もちろん、固定ページとしてそうしたページを制作会社に依頼対応するのも良いですが、「担当者の言葉として書かれた記事」は、具体的でありその製品を検討している方により響く場合があります。
また、ホームページが定期的に更新される事は、SEO対策としても効果があります。

最後に

以上、製造業のホームページ制作を依頼する場合に抑えておくべきポイントです。 ホームページ新規制作時、リニューアル時にご参考としてください。 上記以外にも細かいコンテンツ技術的な工夫は色々とありますが、製造業に限定しないホームページ制作共通の技術が多く、ここでは割愛いたします。

-お知らせ-
製造業ホームページ制作をご検討であれば、ぜひアグリロットにご相談ください。 ホームページ制作だけでなく、身近な相談先としてお客様と長いお付き合いをさせて頂くことを目指しております。 お気軽にご相談ください。