ホームページを自作すべきか?

1.はじめに

「ホームページは自作すべきか?」と聞かれる事があります。
私の答えは「ビジネス利用であれば、専門家に依頼すべき」です。
自作自体はおすすめなのですが、集客が目的に入るのであれば、自作よりも外注ということになります。

2.ホームページ自作の問題点

例えば、WordPressやjimdoを設置し既存のテーマを利用してホームページを作成することは、そこまで敷居が高いわけではありません。
実際、WordPressの有料・無料テーマを利用して、自社ホームページとしている会社・個人事業主も多いです。

では、何が問題なのか?

新築の家を購入する場合、建築方法は「オーダーメイド」「建売」「自分で建てる」があります。
ホームページの制作も「外注(オーダーメイド)」「建売(有料・無料テーマ利用)」「自分で建てる(自作)」と同じように分類することができ、考え方を理解しやすいので家の建築を例として説明します。
(※例外として、外注でテーマ利用もありますが、ここでは省きます)

「自分で建てる(自作)」場合

「自分で建てる」場合、丸太小屋になったりなどプロの大工に建築してもらった場合と、「見た目」「使い勝手」で差が出てしまう場合があります。
自分が住む家ならまだしも、例えば飲食店を建築する場合、「自分で建てる」という選択肢を選ぶ人は、極少数かと思います。
素人建築の丸太小屋が店舗だった場合、初めての来店客には避けられてしまうこともあるでしょう。

「建売(有料・無料テーマ利用)」の場合

では「建売」はどうなのか。建売とは「標準的な見た目と使い勝手が良い住宅。標準化(量産化)することで価格を抑えられる」のが特徴です。
デザインも自分の好みのものが選べますが、「自分の使い勝手に最適化されていない」ことと「他に同じデザインがある」ことが問題です。

例えば、コンビニやラーメンチェーン店は外観も内装設備もほぼ決まっています。同じ商品を同じような販売手法で扱うのであれば、それは効率的です。
しかし、ラーメンチェーン店の外観・内装設備で、寿司屋を開業するのは無理がありませんか?。
また、同じラーメン店を開業するとしても、高級ラーメン店で和風のダシを「売り」にしたい場合、チェーン店の外観・内装で客にうまく伝えられますか?。

3.結論

ホームページの自作自体は、おすすめです。
HTMLやCSSを覚えることで、ブログ記事のデザイン技術向上などの付帯効果もあります。
そういった意図や趣味の一環ということであれば、それを否定するものではありません。

しかしながら、ビジネス利用のホームページを自作するかは、慎重に検討すべきです。
飲食店を選ぶ時、店舗の外観で決める人もいます。内装の雰囲気でおいしさの印象が変わることもあります。
ホームページを自作して制作費を浮かせることができたとしても、ホームページの「質」による機会損失がそれを上回ってしまうようでは意味がありません。

また、ホームページ制作には、どうしても制作時間がかかります。
例えば、ホームページ制作にまるまる一ヶ月かかってしまった場合、そのホームページは外注費としてはゼロかもしれませんが、実際は制作者の一ヶ月分の時間を消費しています。
月70万円稼ぐ人であれば、70万円分の制作費と同じ事になりますので、外注したほうが安くより良いモノができたということになりかねません。
更には、SEO対策を考慮した適切な制作は難易度が高く、豊富な経験と技術が必要とされます。

これらの理由により、集客目的があるならば 外注したほうが結果としてお得になる場合が多いということです。

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