ホームページの見積は大変?

ホームページ制作の料金はどのように決まるのか、興味はありませんか?

まず、結論から言うと原価の90%以上は人件費です。
他の製造業とは違い仕入れがほぼありませんし、ツールや素材の価格比率もそれほど高くはありません。
ホームページ制作に限らず、IT業界では原価の殆どは人件費が占め、パソコンの前で「カチャカチャ」している時間(?)や打合せ時間が原価となります。

制作費がほぼ人件費ということは理解頂けると思いますが、実はここに制作側のリスクがあります。
リスクとは、見積時の想定作業日数を実際の作業日数が超えると、赤字になってしまうということです。

 

例えば、1人月として費用を見積もった場合、作業日数は20日間です。
35,000円を日単価とすると、制作費は 700,000円です。

 35,000 × 20 = 700,000 円

これで制作開始後、想定より難しい作業が発生したため作業日数が合計で30日に伸びてしまった場合、想定制作費は1,050,000円となります。

 35,000 × 30 = 1,050,000円

結果、350,000円の制作側持ち出しです。

では、そのリスクを考慮して、見積時に1,000,000円とすべきか?
その場合は、競合他社に発注をとられるかもしれません。

見積のポイント

これを解決するポイントは 難易度を想定した精度の高い見積 ができるかどうかです。
IT業界の失敗プロジェクトの多くは、この見積が甘いため失敗しています。要件を実現しようとした場合の潜在リスクを見逃してしまうと、後々に大きな作業工数として降りかかり大赤字プロジェクトとなってしまいます。

ホームページも同様に精度の高い見積が必要です。受注するためにリスクを軽視し見積額を下げた場合、品質に影響するかもしれません。逆に、リスクを過度に恐れて見積をすると、本来の作業工数以上の料金となり高額な見積となってしまいます。 では、何故見積で作業工数が膨らむリスクを考慮できない場合があるのか?。 はっきり言うと、経験と技術力が不足しているからです。 経験と技術力があれば、要件に潜むリスクを見逃さず、不要な作業も必要な作業も高い精度で予想できます。

顧客の要求は一社ごとに違います。
アグリロットの場合は、そんなわけで見積に時間が掛かる場合が多いです。概算見積 → 最終見積 と要件を踏まえより詳細にはなりますが、見積精度は最初から意識するため調査と想定で苦労していたりします。 実際、見積を行うと(オーバーに言えば)疲弊しますので。
でも、達成感もあったりしますので、嫌いではありませんが。

見積は、意外と大変なんだよというお話でした。