検索結果にトップページが表示されない
2021年4月5日加筆修正
当記事は2011年に書きましたが、現在の状況にあわせて内容を見直し、加筆修正しています。
検索結果にトップページが表示されない事象についての原因解説と対処の記事です。
「検索結果にトップページが表示されない」原因について
検索結果にトップページが表示されない原因として考えられるのは、主に下記4点です
- 1.インデックスされていない
- トップページがGoogleにインデックスされていないため、表示されない
- 2.ペナルティ
- Googleによりウェブマスター向けガイドラインに違反していると判断され、検索結果下位またはインデックス削除されている
- 3.SEO評価が低い
- ホームページの作りの問題。SEO評価が低いたる検索結果の下位に表示されてしまう
- 4.キーワードの競合性が高く、上位に表示されない
- ホームページの構造は問題無いが、検索キーワードによる競合が強くて上位表示されない
以下、個別に説明します。
1Googleにインデックスされていない
トップページがGoogleにインデックスされていないため、検索結果に表示されない場合があります。これは簡単に確認できます。
確認方法
Goolgeの検索欄にて「site:ドメイン名」にて検索。当該ドメインでインデックスされている頁が全て表示され、ここにトップページが表示されなければ、インデックスされていないことになります。
対処方法
Google search console を利用して、Googleへインデックス登録をリクエストします
2ペナルティ
Googleでは、ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に違反している場合、ペナルティとしてページやサイトの掲載順位が下がる、または検索結果から除外されることがあります。 ペナルティは、ユーザーに役立たないと判断されたサイトを、検索結果上位に表示させないための仕組みとも言えます。 例えば、「質の低いコンテンツ」や「不自然なリンクがついているサイト」などのサイトは、SEO目的のためのサイトであり、ユーザーに役立つ事が目的ではありません。 これらのサイトを上位表示してしまうのは、ユーザーの利便性が下がり、結果としてGoogleの検索結果の評価も下がってしまうため、これを避ける仕組みがペナルティとも言えます。 また、ペナルティを分類すると、手動による対策と自動対策があります。
確認方法
手動による対策・・・Google search consoleにて確認できます
自動対策 ・・・Google search consoleでも確認できず、明確な判断方法はありせんが、「一部ページの順位が急に落ちた」場合は、可能性があります。
対処方法
手動による対策・・・原因を対処し、Googleへ「再審査リクエスト」を行います
自動対策・・・原因を対処し、Googleにて評価が戻るのを待つ必要があります
3SEO評価が低い
トップページ、またはホームページとして検索キーワードのSEO評価が低いため、検索結果に表示されない場合があります。 例えば、通常は社名・事務所名で検索した場合、検索結果の1位に自社ホームページのトップページが表示されます。 これが他ページが表示されてしまう場合は、トップページのSEO評価が低い可能性があります。 また、他ページも表示されないような場合は、ホームページ全体のSEO評価が低いことも考えられます。
確認方法
Googleにインデックスされていて、ペナルティでも無い場合、SEO評価が低い事が殆どです。多くの事例はこちらになります。
対処方法
トップページのSEO評価が低いケースとしては、タイトル、descriptionや見出しに適切なキーワードが指定されていないことが多いです。 ホームページのSEO評価が低いケースとしては、コンテンツの品質が低い、ページ数が少ない、外部からのリンク数が少ない、などが考えられます。 対策できる原因を修正することで、改善される場合があります。
4キーワードの競合性が高く、上位に表示されない
検索キーワードの競合が多く、上位に表示されない場合です。 例えば、「アシスト」は日本で一番多い社名であり、1000社以上あるとのこと。 これでは、社名検索で上位表示されるのは簡単ではありません。
確認方法
上記1~3にあてはまらない場合 且つ、競合が多い
対処方法
上記例で言うと、SEOの評価を高めて検索キーワード「アシスト」で上位表示を目指すのが正攻法となります。 ただし、競合が多い場合は簡単ではないので、別対策として「アシスト 千葉県」「アシスト 靴」など複合キーワードで上位表示を目指すことも効果的です。
まとめ
トップページが表示されない原因として、一番多いのは「3.SEO評価が低い」と考えられます。
SEOとは、Googleに評価されるための対策と考えて良いです。
ホームページを作る技術と、Googleに評価される技術は、同一ではありません。
SEO対策として専門の知識と技術が必要であり、ホームページ制作に長けた会社が必ずしもSEOに精通しているとは限らず、SEOとして最適化されていない場合があります。
また、例え技術・知識があっても、SEO対策のための作り込みは外部から直接見えない部分が多いので、格安ホームページなどでは省略されてしまうこともあります。
せっかくのホームページなので、是非、Googleに正当に評価されるような作りに修正しましょう。
当記事は10年前に投稿した記事がベースですが、内容は最新状況に合わせてほぼ全て書き換えています。
今でも結構なアクセスがあり、当事象で困っている方が、それだけ多いということかと思います。
トップップページが検索結果で表示されないということは、単純に「検索して訪問して貰えない」ということだけでなく、取引先や顧客などが検索した時に表示されないと「怪しい企業なのでは?」と不信感を持たれかねません。早急に対策することをおすすめします。
なお、当記事でトップページが表示されない原因と対処について解説してますが、修正にはどうしてもある程度の技術が必要にはなってしまいます。
ご相談いただくことも多く、トップページが表示されない事象の対応サービスをご紹介します。
検索結果にトップページが表示されない対応サービス
対象ホームページの状況、構造、利用CMSなどで御見積は変わりますが、40,000円(税込44,000円)~にて対応いたします。
検索結果に表示されるように改善されなければ、料金は不要となる成功報酬型となります。
お問合せフォームの依頼内容を「検索結果にトップページが表示されない」と指定してお問合せください。
ホームページの状況などで対応できない場合もあるのですが、確認させていただきます。